こんにちは。Karmenです。
久しぶりに丘の上からこんにちは。
ベルガモはイタリア北部・ロンバルディア州ミラノから電車で1時間余りの丘の上の城塞都市です。
トリノからトリエステまで電車で横断する旅の途中で立ち寄りました。
旧市街地のあるベルガモ・チッタ・アルタは丘の上、鉄道駅のあるベルガモ・チッタ・バッサからバスに乗っていかねばなりません。
少しハードル高し、でも、そこがいいローカル旅。
電車をベルガモ駅で降り、駅の売店でバスチケット購入し、バスに乗り込みます。
駅前チッタ・バッサからチッタ・アルタに向かう途中は、賑やかで雑多な郊外の街という感じで、あまり旅情は感じない生活感一杯の街並みなのですが、丘の上の城壁を望む頃には緑が増え、雰囲気が変わりだします。
バスは丘の上に着き、宿の近くと思しきバス停に降り、城門をくぐり街中に足を踏み入れます。
駅前の喧騒が嘘のように空気が変わり、異次元に迷い込んだような、中世の古い石造りの街並みに驚きます。
街の中は石畳がヘリンボーンのように綺麗に敷き詰められていますが、車の往来は以外にも結構あります。
メインストリートは、街の中に1本500m程の通りがあるだけなのですが、飲食店の他は、ファッションチェーン店ではないセレクトショップのようなブティックが数店ある程度で、必要最低限なおしゃれな店が並んでいる感じで、非常に見て歩きやすいです。
通りのお菓子屋さんには、沢山の美味しそうな、甘そ~うな名物らしきポレンタケーキが並んでいましたが、残念なことにこの時は胃が絶不調で、ロンバルディアのスイーツがどんなものかを知ることは出来ませんでした。
サンタマリア・マッジョーレ大聖堂
さて、サンタマリア・マッジョーレ大聖堂とコッレオーニ礼拝堂は、ルネッサンス様式のロンバルディア建築の最高峰と言われるそうですが、そんなこと知らなくても素人目にも、これはなんかすんごい建造物なんだろうね、ということが判ります。
筆者は北イタリアについては下記のブログを参考に見て回りました。
建造物や地理歴史、街歩きのtipsなどに至るまで、とても詳しく書かれているありがた~いブログです。
外から見ても、色とりどりの大理石模様、中に入ったら視界全て金色と化すような壮麗な装飾。
美しい路地と街並み
夜になり、日が落ちたベルガモの街の中は、中世の街並みにオレンジの灯がともりこれまたロマンチック。
朝が来れば、もやに包まれた下界が垣間見え、ここが丘の上だったことを思い起こさせます。
宿の窓から見えた、隣近所の古い屋根や煙突がとてもかわいらしくて印象的でした。
萌え萌えの煙突。
上はケーブルカーの駅併設のカフェからの下界の眺め。
6€の胃腸薬
初日のよるはミラノで入手したおにぎり6€(1個3€)という有様。
無念…バカ高いけど胃腸薬なのでやむを得ないのです。。。
醤油とガリが沢山付いてきました(笑)
その翌日のディナーも、じゃがいものスープとパンのみ。
3日前にトリュフ村アルバで贅沢し過ぎたせい。
ポルチーニ茸もシーズンだからって食べ過ぎたかな。
私の胃袋と卵入り生パスタとは相性悪いみたいだし、北イタリアの料理はすっごく美味しいけど私には重いみたい…。
シュールお洒落な店
奇妙なおとぎ話のような雰囲気の髪飾りのお店がありました。
存在感が凄い。
夢に出てきそう。
いつ着けるのかな?
お店の人(作家さんかな?)普通にスーツ着て付けてたけど…。
アート、だね。
この旅で一番楽しい店だった。
好きなスタイルをしている人を見るのはとても楽しい。
ベルガモはミラノに近いせいか、街は中世ぽくてもお洒落な街で、とても雰囲気が良く、とても過ごし易かったです。
ちなみにミラノはドゥオーモの写真だけ撮って通過してきました。
↓ミラノの写真の全て。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Karmen