「宙に浮かぶ船」絶海の無人島ランピオーネ島と船上ランチ【イタリア・ランペドゥーザ島⑦】

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↓ 前回こちらからの続きです

この日の私のフライングボート・ツアー詳細①

この日参加したツアーはフライングボートの見れる Isola dei Conigli (イソラデイコニッリ)通称ラビットアイランドと、ランペドゥーザ島の西10数キロほど沖合の無人島 Lampione(ランピオーネ)島に行くコースでした。

最初にIsola dei conigli に行くのかと思っていたら、他の船を尻目にランペドゥーザ島からどんどん遠ざかって行きます。

遠のくランペドゥーサ島。

どんどんどんどん船は進み「これどこ行くの〜〜汗(最初どこ行くか知らなかった)」っていうくらい沖合に。

かれこれ30分程度でしょうか。本島も小さ〜く見えるころ、進行方向にこれまた小さ〜な島が忽然と現れました。

ランピオーネ島

本日第一の目的地ランピオーネ島です。数百平方メートル四方の、建物も木も生えてない無人島。穏やかな水面に荒々しい岩肌が印象的です。

絶海の孤島。

島の周りの海の色も凄まじい。しばらく言葉を失います。

移動する度に様々な色を見せてくれる表情豊かな海。

一応船着場とおぼしき階段がありました。

ここでしばし泳ぐ事に。

透明度がもはや異常と言っても良い程高く、推定10メートルほどの海底は岩場で、魚も豊富。

ダイビングスポットでもあるようです。

船から必死に泳いでランピオーネ島に上陸しました。

後から調べて知りましたが、周辺はハンマーヘッド・シャークなどが居るらしいです…。

まあ、透明な海だからすぐ見つけるとは思うけど?出逢わず幸いでしたホント。

実際は、野生のイルカの群れやランペドゥーザ島のマスコットのウミガメにも出逢いました。

 無知って幸せね。

泳いだ後には船内で手作りのランチ

ランチは船長自ら船の上で手作りしたランチ。

作っている最中から魚を揚げる香ばしい香りが漂い、参加者一同今か今かと待ちわびていました。

絶海の孤島で魚を揚げる匂いを嗅ぎながらちゃぷちゃぷ泳ぐって、なかなか出来ない体験です。

前菜にトマトのサラダ、セコンドの魚のトマトソースのショートパスタ、メインに魚のフライです。

ワインもあるし、締めに淹れたてエスプレッソと焼き菓子。素朴ながらまさかのコース料理ですよ。

シンプルですが、レストランと違う家庭的な美味しさで、旅の空の下ではなかなかお目にかかれないイタリアの日常の味わいでした。

こういうのが一番ウマイんですよね〜!

ほんと、なんでイタリア人男性はこんなに料理スキルが高いんでしょう。

さて、お腹も満たされ、いよいよ「浮かぶ船」のうさぎ島 Isola dei conigliに(ようやく)向かいます。

よく見たらツアー行き先が船内に出てました

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