ランペドゥーザおすすめビーチ①絶対行くべき編
ランペドゥーザ島はフライングシップはもちろん、他にも色々おすすめがてんこ盛り。美しいビーチが沢山あります。
中でもオススメはスピアッジャ・デイ・コニッリ(Spiaggia dei conigli 通称ラビット・ビーチ)。
街から少し離れた島の南側中程に位置し、フライングシップのポイントとほぼ同じポイントで、透明度が抜群の白砂ビーチです。しかも遠浅。
言ってしまえば、ランペドゥーザ島自体ものすごい透明な海に浮かんだ島なので、どこに行っても透明度が物凄いのですが、実は広い砂浜があるビーチとなると少し限られてくるのです。
地中海の島って、磯の岩場海水浴場が結構多いんですよね。小さい島だととりわけ切り立っているのでなおさら。
このコニッリ・ビーチの白い砂浜に打ち寄せる透明な波は、まるでガラスのよう。これはなかなかお目にかかれない、世界的にも高いレベルの水質です。
近くのイソラ・デイ・コニッリ(通称ラビット・アイランド)にも頑張れば泳いでいけます。筆者はランペドゥーザ島に着いてすぐにここに来て、泳ぎのカンを取り戻す前にチャレンジしましたが、足が付かないところがあり、少し大変でした。必死こいて島に渡ったものの、帰りを考えて涙目になりました。浮き輪、おすすめです。
↓動画作成しました。
ここはとってもとってもスバラシイのですが、二、三お知らせせねばならぬポイントがございます。
①駐車場からの距離と高低差が凄い
ビーチが崖の遥か下にあるので、高低差が激しいんです。
下りで20分程でしょうか。なかなか着かない。
察しの良い方は、すでに帰り道に思いを馳せるでしょう。
そして下ったならば、帰りは登らねばなりません。
控えめに言って地獄です。
コニッリ・ビーチの天国めいた景色を途中ほぼ忘れそうになります。照りつける太陽が、ここが近年まで流刑地だったことを思い起こさせます。
②トイレ無し
ビーチに降りるとトイレが無いのです。
小さいほうであれば暗黙のあれですが、大きい方となると問題の方も大きいと思われます。
坂を登って駐車場のお店のトイレを借りるか、最悪何かの物陰で…でしょうか。
体調に問題があるときには少し考えた方が良いので、お気をつけください。
③お店がビーチに無い
飲食物、ビーチパラソル、敷物を全部ビーチに降りる前に用意せねばなりません。
手前の店でパラソルのレンタルはありました。このパラソルを自分で運ばねばなりません。これもなかなかしんどい作業です。
正直…秘境!
思い出して文字にしてみると、なんて酷い場所なんだ(笑)と思いましたが、そんなヒドイ思いをしてまでも行く価値は大アリなのです。
ポジティブに言い換えると、ほとんど人が手を加えていない秘境ビーチに、ローカルみたいな楽しみ方をしに行く、という事でしょうか。
そんな思いをして行くことになるコニッリ・ビーチ。
このビーチで時を過ごすことができたなら。
これから皆さんが訪れるであろう、よそのビーチは少し霞んで見えてしまうかもしれません。
それくらいの衝撃度を持ったビーチなのです。