こんにちは。Karmenです。
春ですね。
キリスト教の春のお祭り、復活祭。
日本ではあまり馴染みがありませんでしたが、一度だけ旅先で、お祭りの様子を目にする事が出来ました。
これは、パレルモのサン・ドメニコ教会を隣のデパート・リナシェンテ屋上BARからの眺め。
この近くで祭りの行列を見物しました。
復活祭・パスクア
イタリアでは「Pasqua パスクア」と言い、カトリックのお祭りで、クリスマスと同じかそれ以上に大事なのだそうです。
「春分後の最初の満月の後の最初の日曜日」
だそう。
宿の人から、なんだか知らないけど、キリスト教の祭りがあるらしい、と聞いて街角に出ると、なんだか妙な雰囲気。
暗い音色の曲が演奏され、暗い色の服装の人々が静かに歩きます。
カスタネットみたいな音が終始カタカタ…カタカタ、と街角に鳴り響き、これもまた妙に落ち着かない心持ちに。
しばらく眺めていて、周りの人に教えてもらったのですが、私が目にしたのは、キリストの葬列でした。
棺に入れられたキリストと、悲しむマリアが練り歩く行列です(棺はスケルトン)。
カタカタと鳴らす音は、墓場の骸骨がカタカタ鳴る音のイメージなのかな?
なかなか興味深いものを見れて幸運でした。
この時期のシチリアは、まだまだ寒いです。
常夏の島だと思って行ったのに、日本と同じくらいの寒さでビックリしました。
シチリア最初のお買い物は、ライトダウンジャケットでした。
BARでコーヒータイム
シチリア名物カンノーロ。ど甘い。
一杯 1€。
たまに0.9€の店も。
シチリアのエスプレッソは、北よりガツンとしているナポリ系。
パンチが効いて素晴らしい。
何度か同じ店に行ったのですが、バリスタで味が微妙に変わって、劇渋のオッチャンのが1番旨かったです。
オレンジと椰子の木
寒いとはいえ、日差しは明るいシチリア。
至る所でオレンジが実っていました。
そして、椰子の木。
この形が私が昔からイメージしていた椰子の木。
昔、童話でオレンジと椰子の木があるオアシス、というものがあると知ったのですが、まさにこれがそのイメージ。
オレンジと椰子の木。
来るまで知らなかったのですが、シチリアは、子供の頃からの、私の見知らぬ憧れの場所だったのであります。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
Karmen