こんにちは。Karmenです。
シチリア島の西の果ての街トラパニ。
その時に住んでたトラパニ市街から、塩田に行った時の話です。
トラパニには、フェニキア人から伝わるという、古代からの塩田がありました。
↓ ↓ (ウィキ)
Riserva Naturale Saline di Trapani e Paceco
ラムサール条約で守られている自然保護区域だそうです。
有名観光地なのに…なぜか電車もバスも無いみたいで、めちゃくちゃアクセス悪いんです。
ツアーに乗るか、タクシーに乗るしか無い。
そこで思いついたのが自転車です。
街中のレンタサイクルショップで自転車を借りました。
1日10€だったかな?
地図でオススメルートにもなっていた塩田。
まんまこのラインのコースを辿ります。
市街地から8〜9kmのコースです。
のんびり1時間半くらい漕いだのかな。
起伏はほとんど無かったです。
途中のヌビアという地区。
ここはニンニクが名産です。
無事到着。
塩博物館 Museo del sale.
ザ・観光地っぽい、塩の博物館です。
憧れの塩田。
塩の山にテンションあがります。
水の色が赤い。
カフェも併設されてるのでコーヒーを。
8月中旬の海岸部の炎天下。
若いバリスタ氏に、エスプレッソコーヒーに氷を入れてとお願いしたら、コーヒーに氷を入れるの?と、不思議な顔をされました。
暑いのに、シチリアでは冷たいコーヒーはまだまだマイナーだったのです(2016年当時)。
風車が無骨です。
趣全開です。
風車は塩田のシンボル。
シチリアの塩田に来たンダ感がたまりません。
そこまで興味はないものの、せっかく来たのでお金を払い博物館の中へ。
塩づくりの古い道具が並んでいました。
やはりそんなに興味も無いので、通り一遍さっと眺めてまた外に。
自撮りに余念がない頃で…失礼します。
やたら壁が趣いていたので…。
潮風に長年晒された、荒々しい壁。
いま改めて写真を見たら、ドキドキします。
撮ってて良かった。
雪のような、塩の結晶の山。
売店で売っていた塩は結構なお値段でした。
レモンフレーバー塩とかハーブ塩とか、色々売っていました。
エガディ諸島が見えます。
ファヴィニャーナ島という、どえらい美しい島があります。
トラパニから船で30分。
それはまた今度の話。
塩田から見たトラパニ旧市街。
海に突き出している街。
海と街のコントラストが凄い街です。
荒涼とした塩田と海沿いの景色と強い日差し。
シチリア西部の景色は、やたらとエモいです。
遠くにエリチェ山が見えます。
エリチェ山の上の旧市街もステキな場所。
ここは観光地なんだな〜、といった趣の塩田でしたが、人も少なく、とても静かでした。
シチリアといえば塩田、と思っていたのに、なかなか行くのは面倒でしたが、少しトラパニに住めた機会にやっと訪れることか出来ました。
この後、もう一箇所の塩田に行きました。
その様子は次回。
↓↓↓
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Karmen
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