こんにちは!Karmenです。
今回のお気に入りカフェはイタリア、私的住みたい街ナンバーワン花の都フィレンツェはジッリ(caffè Gilli)です。
caffè Gillは1733年創業・今年オープン270周年ですって(2018現在)。日本は江戸時代中期ですよ。歴史が凄すぎて笑っちゃいますね。
場所はフィレンツェ旧市街、サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂のほど近く、レプブリカ広場に面しています。
思いのほか大きなカフェで、ガイドブックにも載っているので、よもやありがちな観光地ぼったくりカフェ?と思いましたが、全然違っていました。
むしろ、こんな庶民の私めが入店しても構いませんかっ?というほど豪華な内装の店内にびっくり。
シャンデリアが下がっていて、お酒が並ぶカウンター、ニコニコ年配のシニョーラが腰掛けるレジ周りのインテリアもバンコ(カウンター)も重厚感があり、年代を感じます。
スーツにネクタイ姿でキビキビ動くバリスタ達。ときめき値が急上昇します。
数値が高過ぎて店内撮影を忘れたくらいです。
店内の様子はHPをご覧ください笑。
ベテランの素敵なバリスタ氏を写真に収めたかったのですが、動きが機敏過ぎて撮れずじまいでした(盗撮疑惑)。
あまりに忙しそうで、流石に声を掛けてまで撮影は難しかったです。
忙しくない時なら気軽に撮影してくれると思うんですけどね。
イタリア人は呼んでなくてもフレームインしてくるしね(でもそこが好き)。
個人情報の時代ですからぼやけた画像で丁度良いかもしれませんね。
カフェ ラテもミルクフォームがきめ細かくてもふもふ。ここはもふもふ天国です。
あ、1つ注意。
地元民よろしく、ささっと立ち寄り、一杯引っ掛けて出るのがイタリアぽくて好きで、筆者もいつもこのスタイルです。
Gilliはカフェ・シェケラートが有名なんだそうです。
カフェ・シェケラートとは、氷とコーヒーをシェイカーで振ったもの。もふもふの泡が載ったアイスコーヒーといったところでしょうか。
なんと泡はミルクではありません(頼めばミルク入り可能)。
エスプレッソベースなのと、フォームドミルクとは違う泡のきめ細かい口当たりから、日本で飲むアイスコーヒーとはほとんど別物です。さっぱり、でも濃厚な味わいで絶品でした。
あのもふもふは癖になります。嗚呼もふもふ。。。
ところでイタリアは、もともと氷の入ったコーヒーが無い文化なので、これにも氷は入っていません。
以前南イタリアのカフェで、コーヒーの中に氷を入れて欲しい、と頼んだところ、なんで?って言われ、エスプレッソと氷を別々ににもらいました。
多分、我々日本人が味噌汁に普通は氷を入れないレベルでありえないと思われているのでは無いでしょうか?
(最近こそスタバやサードウェーブの影響か、都市部で氷の入ったコーヒーが散見されますが、私たちの知っているアイスコーヒーでは無いと思います。薄っすいアイスアメリカーノの予感しかしないけど、今度見かけたら挑戦します。でもそろそろイタリアにもサード上陸してるんじゃないかなー。ワクワク)
そういえば、Gilliの近くにもう一店、Scudieri Firenzeというカフェがあり、こちらでもカフェ ・シェケラートを飲んでみました。
美味しかったですが、Gillの後だと少し物足りないような感じがしました。でもカフェ ・アートが繊細でとてもいい感じですよね。
これを書きつつグーグル先生にお聞きしたところ、カフェ ・シェケラートはバリスタの力量がモロに出る飲み物なんだそう。
同じレシピで作っても味が違くなってしまうなんて、ジンフィズみたいな飲み物だったんですねー。これもバーテンダーの力量で味が変わるって言いますもんね。
冒頭で述べましたが、カフェ ・シェケラートで有名=バリスタが凄腕ということなのですね。
ハシゴコーヒーして納得のGilliのカフェ ・シェケラートでした。
メニューは豊富。
ケーキやパン、チョコレートに美しい砂糖菓子がズラリ!マロングラッセもてんこ盛りです。
きちんとした食事やお酒、夕方はアペリティーボも楽しめます。
フィレンツェはTボーンステーキやら猪のミートソースパスタやら食べたいものがあり過ぎて、ここのアペリティーボにまで辿り着けていませんが、次回は必ずアペしたいと思っています!
前菜で速攻満腹になる、超少食な我が身が恨めしい〜!
フィレンツェを思い出すたびに、口内がヨダレでいっぱいになってしまう筆者でした(今もまさにそう)。