こんにちは。Karmenです。
シチリア島西部のトラパニ周辺には、” ブジャーテ ” という名前のパスタがあります。
リングイネとかタリアテッレのような、パスタの名称です。
トロフィエの長いバージョン、フジッリとは違う、料理に詳しい人はわかるかも。
この辺りシチリア西部独特のご当地パスタのようで、同じシチリア島内でも北部パレルモ・チェファル、東部カターニア・シラクサなどでは、探してもなかなかお目にかかれませんでした。
こんな海沿いの美しい景色と共に、かなりトラパニの印象として残ったパスタです。
総じてシーフードパスタになって供される事が多かった印象です。
なので、もうトラパニのパスタといえば、シーフードのブジャーテ。
ねじねじしているので、シーフードの出汁たっぷりのソースがよく絡まり、お口の中がなんともいえない幸福感でいっぱいになります。
白身魚とトマトのブジャーテ。
エビとトマトのブジャーテ
マグロカラスミとトマトのブジャーテだったかな。
だいたいトマトとシーフードが定番中の定番、鉄板です。
別な店のシーフードのブジャーテ。
店ごとに味付けは絶妙に異なるので、どこで食べても美味しい。
トラパニ風ペーストのブジャーテ。
ニンニクとアーモンド風味。
珍しくクリーム系ブジャーテ。
それでもツナなので、やはりシーフード系。
以下2点は、珍しくブジャーテをメニューに置いていなかった店の、フツーのパスタ。
美味しかったけど少々ヘコミ。
シーフードのリングイネ。
ボンゴレビアンコ。
ブジャーテに霞んでしまいそうになるけど、シチリアのアサリのパスタも爆裂に美味しいものでした。
今回はブジャーテ推し回だけど、シチリアに行ったらボンゴレ・ビアンコも必食です。
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ブジャーテは、なぜだかよくわからない安心感のあるパスタで、パスタなのにうどんのようなポジションを築いていました。
もちもちしっかりした噛みごこちかなー。
本当に心の中では「トラパニのうどん」。
たくさんトランクに詰めて帰国しました。
今は通販で何でも買えるので嬉しい限り。
↓↓↓
スーパーで売っているシーフードパスタソースで手軽に楽しめばいいと思います。
あと、オススメは明太子かタラコ、ニンニク風味で、イタリアンパセリがあればベストです。
暑い夏の日に白ワインと一緒に。
エリチェ山に笠雲。
天気下り坂のイメージの雲だけど、夏の間にトラパニで雨が降った事はあったかな?っていう程度。
カラッとしたシチリアの夏の思い出の味です。
🔽シチリア固有種ブドウのおいしい白ワイン
(^^)
メインストリートにある、その場で瓶詰めしてくれる店。
1杯3ユーロ、1リットル5ユーロ程度。
カタラット、グリッロ、インツォリアがシチリアの白ワイン代表品種かな。
今は大手スーパーでも全て手軽に安価に入手できるので、良い環境だな、と思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Karmen