サン・ヴィート・ロ・カーポのお気に入りの宿 とクスクス・フェスティバル【イタリア・シチリア島】

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行ってよかった宿(個人の見解です)

サン・ヴィート・ロ・カーポはリゾートエリアなので、観光客がまあまあ押し寄せます。

シーズン中の直前予約はホテルズドットコムなどの予約サイトでは比較的高めの宿しかヒットしませんでした。

そこで目をつけたのはBooking.comの1件のホステル。

安ホテルは1部屋10人とか、うるさいとか汚いとか、シャワーの順番がなかなか来ないとか、あまり良いイメージではなかったのですが、女性専用部屋はあるし、寝るだけの1泊くらいなら、と思い、行ってみました。

ちょっとだけビーチから離れているけど、全然徒歩圏内(10分程度)だし、バス停も繁華街も近い、いろいろ程よい立地。

実際訪ねると、1部屋に2段ベッドで4人、清潔で近代的なバス・トイレ付、手作りの朝食付き、ちょっとしたバーもある、私のホステルのイメージとかなり違った素敵な宿でした。

https://www.siciliantimbuktu.com/(HP)

https://www.instagram.com/timbuktuhostel/(インスタ)

客層はティーンからミドルエイジまで、国籍も幅広く、旅慣れたおしゃれな人が多かったです。

この庭には畑と果樹園と養蜂。

他にもハム・チーズ・オムレツなど盛りだくさんな朝食付き。

気楽に過ごせるラウンジとテラス

2段ベッド×2の寝室(女性専用室)。

・・・

他の宿泊客の話によれば、ホステルにしては高級な宿のようです(それでも20€ちょい位)。

スタッフも優しくて働き者ばかりいで、とても居心地がいい。

特に、ここのボスが異常にハイテンションで人懐こい方。

着いてすぐ、街の地図が欲しい、とだけお願いしたら、おススメスポットを全部手書きしてくれて。

後ろ向きでこのテンション^^

フロントを通りかかるたびに、客全員に声をかけて構ってくるんです。

夜は食堂がバーになるから飲みにおいでとか、顔を見るたびカンフーポーズとか、ニメイサマデースとか変な日本語(日本人客に教わったのでしょう)で話しかけてきたりとか。

一晩だけちょっと泊まって、フロントで二言三言交わすだけで再び来ることはない普通の宿、と思っていたのに。

結局ここが定宿になり、以来数回訪れることになりました。

ヨガ、クッキング、岩山のオフロードドライブ、海岸でキャンプファイヤー、ロッククライミング、パドルボートなどの日替わりアクティビティも案内してくれます。

食事は朝食以外は自前ですが、スーパーで美味しいシチリアワインやお惣菜を買ったり、自分で晩御飯作ったり、シェアしたり。

もちろんレストランやバーも充実しているし。

1か月くらいいても飽きないんじゃないかな。

実際ロングステイ組が多かったです。

モンテ・モナコの岩山の(超)オフロードドライブに連れて行ってもらい、ジープの天井に頭をぶつけるような道なき道を走り、サンヴィートロカーポを眼下に見下ろす崖っぷちで日没を眺めました。

ここでの滞在は、いろいろ心に迫るものがありました。

モンテ・モナコからの眺め

ホステルの屋上から。ここでヨガをやったり。ビーチまで10分歩きます。

キッチンでそれぞれお料理。ベジタリアン多かったかも。そんな客層。

夜はパラソルがしぼむ。

浜辺で焚火。

閲覧注意?この磯のヌシの40㎝くらいのウミウシ様。

嗚呼シチリア!シチリア!

2回目の帰り際に、

「ブッキングサイトじゃ高いから、直接電話で予約して」

と言われ、わたしはすっかり常連と化してしまったようでした。

で、その時に、じゃあ来週も来るから予約したい、ってボスに言ったんです。

丁度クスクス・フェスティバルという、シーズンを締めくくる大きなお祭りがあり、私のお気に入りのミュージシャンがライブをするというので。

ボスは快くOKしてくれました。

そして約束通り次の週に訪ねたら、

「え?予約になってないよ?ベッド空いてないんだけど?」

って、普通に言われましたね。

ほんと、シチリア最高だなオイ、って思います。

枕と布団を借りて共用スペースのソファに寝ることにして、シャワー利用OKと朝食付き15€でした。

意外にも快適だったです…。

(↓ここ。)

クスクス・フェスティバル

この街のシーズンの締めくくりにして最大のお祭りと言われているクスクス・フェスティバル。

チケット購入制で数種類のクスクスとドルチェを選んで食べられます。

その他にも広場でライブコンサートなどのイベントが。

野菜のクスクス

チキンのクスクス

かりんとうと揚げパンの中間のような蜂蜜味の揚げ菓子が超美味。

この日は満月でビーチも明るかった。

この方がお気に入りミュージシャンの

アルバロ・ソレイル氏。

次回、彼推しのブログを投下しますね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

Karmen