Airbnb(エアビーアンドビー)
こんにちは。Karmenです。
旅の宿泊費が安いは歓迎だけれども、がっかりしたりみじめな思いはしたくないし、折り合いをつけて宿泊費をどこまで安くできるのかが毎度の旅の悩みどころです。
自分の統計上では、海外でのブッキングサイトはHotels.comが、安い割にある程度のクオリティを保っていて一番安心、booking.comは玉石混交で、結構しんどい宿に当たることもしばしば、という感じです。
そして最近試してみたのがAirbnb。
ロンドンで2017〜2018年の年末年始に3件利用しましたので、その経験を。
うち2件はクリスマス休暇で空けるアパートの部屋を借りました。
直接部屋の主とコンタクトを取らねばならず、やりとりは全て英語メールまたは電話でした。
CASE1: White Chapel・2名1泊 約15,000円
鍵の受け渡しが宿から10分位歩くファストフード店。
鍵を受取りに来たら「届いていない」とのこと(マジか)。
オーナーにメールで連絡し、オーナーが店に連絡したらしく30分程で鍵を受け取ることに成功、鍵をもってアパートへ。
カップルと犬1匹が普段生活している部屋は、近代的で超綺麗でテラスもある眺めも良いフラット。
こんなきれいな部屋に暮らして、毎日窓からThe Shard やGarkinを眺めて暮らせるんかい、と、リアルなやっかみ感情が芽生える(笑)。
そんな部屋を友人と2人で数日間贅沢に利用させていただいた。
ウェルカム・シャンパン1本が用意されていたので、自分たちで買って来た牡蠣とありがたく頂いた。
下のビールは自前。なかなかの年越し。
CASE2 : Broadway Market・1名1泊 約5,000円
若干年季の入った、4人のシェアフラットの1部屋を借りる形。
アパートのゲートのインターホンであいさつして、部屋のオーナーの同居人に中に入れてもらい、鍵を受け取る。
ロンドンで普通に仕事を得て、部屋を借りたらこんな暮らしになるのかな、というリアルな部屋。
風呂・トイレ共同、バスマット無しでビーサンが欲しい気分。
部屋は私物がそのまま、というか、友達の部屋にお邪魔している気分。
洋服も靴も化粧品も全部そのまま。
今さっき本人が出て行って、ふつうにただいま、って言って戻ってきそうな雰囲気(笑)。
ただ、抜群にいい立地だった。
Broadway Marketのメインストリートを正面に眺める、運河沿いの最高の小さな部屋。
真ん中のシャレてる→建物に滞在しました。
友達へメッセージ添付フォトでしたが、結構なテンションだったようです。
CASE3 : Bethnal Green・1名1泊 約4,500円
ここは、夜に着いて、所在地にたどり着けず部屋を見つけられなかった。
メールでの事前打ち合わせでは、アパートの向かいのアパートに鍵を渡す人がいる、とのことだったが、初めての場所の為目的のアパート自体を見つけられず。
電話をしてみるも、オーナーは迎えに来るでもなく、場所の説明をするだけ。
トランクを転がして30分くらいうろうろしてみたけれど、夜も更けてきたので物騒なので、これ以上探すのを諦める。
近くのパブに入ってビールを飲んで仕切り直し。
結局Hotels.comで近くの宿をさがし、真夜中にホテルにチェックイン。
フロントの人は、予約客?と不思議がっていたけれど、それもそのはず、予約したのは10分前。
それでも嫌な顔ひとつせず迎え入れてくれ、事情を話すと、大変だったね、とにっこり。
ホテルは快適そのものだった(下の写真)。
数千円しか違わないホテル料金は安心料金と腑に落ちた夜。
ちなみにairbnbの料金は、自己責任なので返金請求はせず。
airbnbのデメリット
一般人のオーナーの対応ひとつに依るところが大きいので、安易に安いからと利用すると結構しんどい目に遭う。
バカンスで空いた部屋を貸りる=オーナーが現地にいない=即時対応を求めるのは無理。
夜の到着で不慣れなエリアに行くのは色々なリスクがある。
CASE3は、ロンドンだから結果無事だったくらいの話とも言える。
オーナーと直接やりとりをしなければならないので、現地SIMを用意して携帯電話で話せるようにしておかないと、何かあった時にかなり厳しいことになりそう。
CASE1の時、鍵の受け渡し場所の近くにはWi-Fiのある施設は無かった(移民街なので個人商店しかないエリア)。
ロンドン市街地なのに、そんなWi-Fi空白スポットはいくらでもあるみたい。
(↓その時に買ったSIMの話がこちら)
airbnbのメリット
留学か現地就職でもしない限り住む事が出来ない、リアルな生活空間に手軽に宿泊できる。
いずれも住人本人達には会っていないが、CASE1は結構いい物件に暮らすカップルの生活を、CASE2では気軽なシェアフラットで暮らす働く独身女性の生活を垣間見れた。
これを一度経験すると、ホテルではちょっと物足りない気分になる。
憧れの暮らしの方
リアルなやつ
結局airbnbはどうなのか?
ずばりケースバイケース(笑)
数回の利用で、良い点、気をつける点、悪い点も見えて来たので、Hotels.comもairbnbも両方覗いてみて、airbnbで良さそうな物件があれば今後もトライするのではないかと思う。
時と場合によってかなりお値打ち体験が出来る。
そして、安ければもちろん安いなり。
寝るだけの一泊、などにはもってこいであるとは思う。
もうこりごり、という訳ではない(旅Mにはたまらないネタだらけ)。
おまけ:日本でも利用してみた
まだまだ登録件数は少ないので、選択肢も狭い。
行きたいエリアに一軒の温泉宿が掲載されていたので、旅館だし、と、気軽に予約。
小規模ながらも、合宿生など団体客を受け入れる感じの旅館で、
「歓迎 〇〇御一行様」
みたいなのがあるところ。
そこにね
「歓迎 Karmen様」
って書いてあったよ(笑)
アカウント情報だけで予約されちゃうからかな。
メールで事前にやりとりしていたのに不思議だね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
Karmen